
■AGEとは?
AGEとはAdvanced Glycation End Productsの略で、
日本語では終末糖化産物、
タンパク質と糖が加熱されてできた物質で、食べ物に含まれています。
強い毒性を持つ物質で、血管や骨、目や皮膚や脳など様々な部位に蓄積し、老化や体の不調の原因となります。
例えば、
血管に蓄積すると脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障、皮膚に蓄積するとシワやシミ、脳に蓄積すると、もちろん認知症のリスクになるのです。
■AGEは認知症の原因になる?
“アルツハイマー病で脳内に付着するアミロイドβタンパクには大量のAGEが含まれます。また、神経原繊維変化にもAGEが含まれているのです。”
出所:牧田善二医師
“脳内のタンパク質がAGE化(糖化)すると、アミロイドβに変質するものが出てきます。立体構造に変質したアミロイドは組織に沈着し老人班と呼ばれるシミとなりアルツハイマー型認知症を引き起こします。“
出所:AGE測定推進協会
AGEが認知症のリスクを増大させることは間違いなさそうです。
■AGEが多く含まれる食材・食品は?
ベーコン・・(91577ku/100g)
フランクフルトソーセージ・・直火焼き(11270ku/100g)
牛肉・・ステーキ(10058ku/100g)
鶏肉・・から揚げ(9732ku/100g)
※出所:AGE測定推進協会
やはり加工肉はやばいなあというのが実感です。
WHO国立がん研究機関(IARC)から発表された、がんのリスクとなる食物の中でも、加工肉(ベーコンやソーセージ)が指定されていますね。納得です。
■AGEが少ない食材・食品は?
すべてのたんぱく質のAGE値が高いわけではありません。
牛肉・・超レア(800ku/100g)
鶏肉・・蒸し焼き(769ku/100g)
出所:AGE測定推進協会
驚きなのは、調理法によってAGE値が10分の1になること
焼いたり、焦がしたり、揚げたりはNG
蒸したり、茹でたりはGOOD
生はVERY GOOD ですね。
鮭・・生(528ku/100g)
豆腐・・生(488ku/100g)
しょうゆ・・(60ku/100g)
※出所:AGE測定推進協会
和食に登場する食材は、かなりAGE値が低いです。
AGEの多い食品、少ない食品は詳しくは、AGE測定推進協会のHPでチェックできます。
http://www.age-sokutei.jp/food/
★★★かんたんポイント!
食品に含まれるAGE(終末糖化産物)に気を付けて、認知症のリスクを軽減しましょう。
認知症予防は40代、50代から。
いつもスッキリと行きましょう!
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