
■注目の食材、カカオ
中南米原産のカカオは、紀元前からマヤ族が栽培していたと言われています。
コロンブスがスペインに持ち帰りヨーロッパへ、江戸時代には長崎から日本に伝わりました。
カカオの生産地はアフリカ(ガーナなど)、アジア(インドネシアなど)、南米(ブラジルなど)です。
カカオの果実は長さ15~20センチという大きなもの。
中にカカオ豆が20~50個入っています。
このカカオ豆をペースト状に加工したものがカカオマス。
カカオマスにミルクや砂糖を加えるとチョコレートです。
カカオマスからカカオバターとココアが抽出されます。
以前からカカオにはストレスをやわらげ、精神をリラックスさせる効果があるとされてきました。
■チョコレートと高血圧予防、認知症予防
”ダークチョコレート(カカオ70%以上)は血管を若返らせ、しなやかに保つため、高血圧を予防し改善します。カカオに含まれるカカオポリフェノールが一酸化窒素の分解を防ぐのが要因です”
出所:戸田中央総合病院 嗜好品外来 心臓血管センター内科 椎名一紀医師、ドイツケルン大学
嗜好品外来っていう外来があるのを知ってましたか?
高血圧の患者さんに、ワインやチョコレートをすすめることで改善効果がでているようです。
”カカオに含まれる高濃度のカカオポリフェノールが脳の血流量を増加させ、認知機能を高めることがわかりました。”
出所:コロンビア大学メディカルセンター、スモール教授のグループ
間接的に血圧を下げるだけでなく、直接的に認知機能を改善するのですね。
■摂取の目安は?
”1日の摂取目安は25gです。”
出所:戸田中央総合病院 嗜好品外来心臓血管センター内科 椎名一紀医師、ドイツケルン大学
一般的な板チョコが60gくらいですので、半分くらいが1日推奨量です。
ミルクチョコレートは100グラムで558 kcalですので、25グラムでも140 kcalになります。
ミルクチョコレートの飽和脂肪酸は100グラムで19.88g、25グラムでも5g含まれることになります。
筆者にはちょっとカロリーオーバーかもしれません。
一つの解決策は、ココアで摂取すること。
カロリーオフにつながります。
ピュアココアは、100グラムで271 kcal、ミルクチョコレートの約半分です。
★★★かんたんポイント!
ダークチョコレートを食べるだけ、カロリーが気になる場合はピュアココアで。
認知症予防は40代、50代から。
いつもスッキリと行きましょう!
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