
■エゴマ油
エゴマ油も認知症予防に注目の食材です。
エゴマとは、漢字では荏胡麻。ゴマとありますが、シソ科の植物。
日本でも奈良時代から栽培されており、韓国料理でよく葉っぱが出てきます。
エゴマ油に含まれるαリノレン酸は消化の過程で、DHAやEPA(オメガ3系不飽和脂肪酸)に変化します。
エゴマ油の50%~60%はαリノレン酸です。
■亜麻仁油
亜麻仁油も認知症予防に注目の食材です。
亜麻(アマ)はアマ科の一年草で、北海道では開拓時代に繊維向けに栽培された歴史があります。
亜麻の種子から得られる油が亜麻仁油で、フラックス油とも呼ばれます。
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸は消化の過程で、DHAやEPA(オメガ3系不飽和脂肪酸)に変化します。
亜麻仁油の40%~50%はαリノレン酸です。
■αリノレン酸の効果は?
DHAやEPA(オメガ3系不飽和脂肪酸)に体内で変化する
ということは、
脳や神経組織の発育や機能維持の効果(DHA)や血液をサラサラにする抗血栓作用の効果(EPA)などが期待できるということ。
DHAやEPAが認知症予防に効果があることは、数々の研究で示されています。
“αリノレン酸にはアルツハイマー型認知症の予防効果が期待できる。リノール酸を大量に摂取すると体内でアラキドン酸が炎症を起こし、アルツハイマー病の原因になるが、αリノレン酸系の油にはこの炎症を抑える力がある”
出所:金城学院大学薬学部特任教授 奥山浩美
“1日スプーン2~3杯のエゴマ油の摂取で30点満点のMMSEの得点が2~3点上昇した”
出所:「ボケない長寿脳の作り方」伊藤隼也と、認知症予防の効果は折り紙付きです。
■ちなみにMMSEとは?
MMSEとは、Mini Mental State Examination(ミニメンタルステート検査)の略で、1975年にアメリカで考案されました。
アルツハイマー型認知症などの疑いがある被験者のための簡便な検査方法で、被験者に対し口頭による質問で行われます。
30点満点の11の質問で、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力を判定します。
24点以上で正常と判断、20点未満では中等度、10点未満では高度な知能低下と診断される。
■どこで手に入る?
今は、特にエゴマ油は食品スーパーでよく見かけます。
もちろん、ネットならアマゾンなどで入手できます。
■エゴマ油、亜麻仁油、シソ油、どれがお得?
ちなみに、アマゾンでの売れ筋の単価を比較すると、
エゴマ油・・・約430円/100g
亜麻仁油・・・約610円/100g
シソ油・・・約620円/100g
エゴマ油がコスパでは優れているようですね。
■適した調理法は?
ちょっと値段が張るのが、エゴマ油、亜麻仁油、シソ油の痛いところではあります。
筆者も一時期は勢いでオリーブオイルの代わりにドバドバ使っていましたが、現在は一休み状態。。。
でも、認知症を予防する効果は、オリーブオイルの上を行くお宝オイルです。
★★★かんたんポイント!
エゴマ油、亜麻仁油、シソ油を摂るだけです。
認知症予防は40代、50代から。
いつもスッキリと行きましょう!
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