
■納豆は日本のスーパーフード!
大豆製品の記事を一度書きましたが、納豆は特筆すべき食材なので詳細を残します。
納豆が様々な理由で認知症予防に効果を発揮します。
1)まず、納豆は、植物性のたんぱく質が豊富です。
肉や乳製品でたんぱく質を摂ると、動物性脂肪やコレステロールを摂り過ぎるリスクが増えますが、植物性たんぱく質ならその心配はありません。
2)次に、納豆は大豆製品ですから、マグネシウム・カリウム・食物繊維豊富であり、余分な塩分を対外に排出し、血圧を下げる効果があります。
3)さらに、大豆に含まれるリン脂質である大豆レシチンは、神経伝達物質であるアセチルコリンの前駆体であり、アセチルコリンの減少が関与するアルツハイマー型認知症に対して効果が期待されています。
4)発酵時に作られるナットウキナーゼは血管に付着した悪玉コレステロールや中性脂肪を溶かし、血液の凝固を防ぎます。
5)ポリフェノールの一種である大豆イソフラボンには、高脂血症への効果が認められています。
6)苦み成分の大豆サポニンには、抗酸化作用があり、脂質代謝改善や老化防止などに効果が期待されています。
なんとも効能が多いですが、どの項目に焦点をあてても立派な効果が期待できます。
要するに、納豆は血管の健やかに保ち、高血圧や動脈硬化を防ぐことで、結果として脳卒中から起こる脳血管性認知症のリスクを下げるのに役立つ食品なのです。
■納豆のオススメの食べ方は?
「認知症予防トレーニング、認トレ、一生ボケない38の方法」の著者である広川慶裕医師は、納豆のオススメの食べ方を紹介しています。
・少なくとも1日1パック
・ひき割り納豆がベター
・付属のたれの替わりに、オメガ3系脂肪酸(アマイ油やエゴマ油、シソ油、フィッシュオイル)やオメガ9系(オリーブオイルやキャノーラ油)脂肪酸をかける
・1日1食なら夕飯に食べる
などです。
ひき割り納豆は表面積が広く、納豆菌が多いので、ナットウキナーゼも多いそうです。
また、脳梗塞が起きやすい夜中の1時から朝の5時の時間帯に効果を発揮するために、夕食の摂取が望ましいのです。
■食材から?サプリで?
ナット―キナーゼやレシチン、イソフラボンなどは、サプリも販売されています。
筆者は食事でいただきます。
なかなか夕食に食べる機会がないですが、今後はトライしていきたいと思っています。
★★★かんたんポイント!
納豆を1日1パック(夕食に)食べましょう。
認知症予防は40代、50代から。
いつもスッキリと行きましょう!
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