■トマトはどこから来た?
緑黄色野菜の中でも必ず三本の指に入る人気者トマト。
原産は南米アンデス山脈、ナス科の植物です。
16世紀にスペイン人がヨーロッパに持ち帰りましたが、しばらくは観賞用だったそうです。
イタリアの貧困層が食用にする努力を始めたのを契機に、イタリア料理に欠かせない食材として、さらには世界の料理に不可欠の食材として定着しました。
トマトと言えば、何といってもリコピンが有名ですが、その他にもビタミンCやビタミンE、βカロテンなどが豊富であり、抗酸化力が強いです。
美容と生活習慣病に良いのは間違いなしです。
■トマトと認知症予防
”リコピンにより悪玉コレステロール(LDL)の酸化が阻害されたことより、動脈硬化予防効果や血流改善効果が期待されます。”
出所:トロント大学
”8週間のリコピン摂取により善玉コレステロール(HDL)を増える効果があることが確認されました。”
出所:カゴメ株式会社
動脈硬化などのリスクが減ると、間接的に認知症予防につながりますね。
リコピンは抗酸化力がビタミンEの100倍とも言われています。
さらに、がん細胞の成長を抑制する効果があるという報告もあります。
トマトはリコピンだけではありません。
”トマトに含まれるケルセチンには毛細血管を強くし、動脈硬化を予防する効果があります。香りの成分であるピラジンには、血液をサラサラにする効果があります。”
出所:「100歳までガンにならない食べ方 ボケない食べ方」白澤卓二医師著
認知症は血管や血液が弱ってくる生活習慣病と言われます。
トマトは血管や血液の健康を守る食べ物です。
■オススメの摂取法は?
1)トマトはなるべく赤い色が濃いものを選ぶ(リコピンが多い)。
2)トマトはリコピンなど脂溶性の栄養成分が多いため、オリーブオイルなどととも摂る。
3)温めるとリコピンの吸収率は数倍になる。
4)トマトは加熱すると吸収しやすくなるため、トマトジュースやトマトケチャップなどの加工品は吸収に優れる。
最近リコピン強化のトマトジュースをいただきましたが、甘くてコクがあっておいしかったです。(写真はリコピン1.5倍の商品)
5)ミニトマト(プチトマト、チェリートマト)のほうが普通の大きさのトマトよりもリコピンなどの含有量が多い。
実は、元々のアンデス山脈のトマトはミニトマトに近い品種で、実の大きなトマトはその後の品種改良でできたものだそうです。
6)トマトは青臭いから苦手!というあなたにはサプリメントもあります。
筆者がトライしているのは、カゴメ社の「リコピン コレステファイン」
その名の通り、血中コレステロールに焦点をあてたサプリです。
筆者はコレステロールが高い脂質異常症(高脂血症)であり、かつ尿酸値の高い高尿酸血症なので、しばらくお世話になるつもりです。
★★★かんたんまとめ!
トマトジュースやトマト加工品を油とともに温めていただく
認知症予防は40代、50代から。
いつもスッキリと行きましょう!
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