■コエンザイムQ10って何?
美容や美白で化粧品の成分として有名なコエンザイムQ10。
コエンザイムQ10は細胞がエネルギーを作り出す時に必要な補酵素です。
CoQ10(コキューテン)、ユビキノンなどとも呼ばれます。
特に、エネルギーの代謝の活発な心臓・腎臓・肝臓などで大量に作られ、消費されています。
心不全の医薬品としてかつて用いられてきましたが、現在ではサプリメントとして広く使われています。
■コエンザイムQ10と認知症予防
”ミトコンドリアは私たちの体内のほとんどの細胞に存在しています。ミトコンドリアが活性化すると脳の神経細胞の萎縮が抑制され、認知症の予防になることがわかっています。”
出所:「認知症の人がズボラに食習慣を変えただけでみるみる回復する!」板倉弘重博士著
理科で習ったあのミトコンドリアが、最近注目されています。
”コエンザイムQ10は加齢とともに減少します。コエンザイムQ10が減少すると、ミトコンドリアでのエネルギー産生がうまくできなくなって、老化や病気をまねくことになると言われています。”
出所:同上
強いエビデンスがあるわけではないですが、コエンザイムQ10維持→ミトコンドリア活性化→認知症予防という流れは納得できます。
”コエンザイムQ10は強力な抗酸化作用があり、細胞膜の酸化予防に重要な役割を果たしている。欧米では老化予防やダイエットなどの効能があるサプリメントとして広く利用されている。”
出所:「健康食品・サプリメントの事典」鈴木洋氏著
この他に高血圧の予防およびⅡ型糖尿病の患者さんの高血糖を予防する働きも示唆されています。
■コエンザイムQ10が多く含まれる食品は?
コエンザイムQ10は魚介類や肉類、緑黄色野菜などに含まれます。
食品100g中のコエンザイムQ10(mg)は、
上位の食品で
・いわし・・・6.4mg
・さば・・・4.3mg
・豚肉・・・4.0mg
・牛肉・・・3.1mg
・らっかせい・・・2.7mg
・大豆・・・1.9mg
・ほうれんそう・・・1.0mg
・ブロッコリー・・・0.9mg
など。
青背の魚や緑黄色野菜など、地中海食でも登場する食材に多く含まれますね。
■摂取の目安は?
日本におけるコエンザイムQ10の摂取の推奨量に決まったものはありませんが、30~60mg/日という意見や100mg以上という意見もあり、幅があります。
ちなみに、筆者の飲んでいるサプリメントの1日量は90mgです。
仮に食品で90mg摂取すると、いわしで1.4kg、ほうれんそうで9kgを食べないといけないので現実的ではないですね。
■サプリを飲んでみた
筆者はコエンザイムQ10のサプリメントを試しています。
脂溶性のサプリメントなので、空腹時には吸収率が悪くなるので、食後すぐに飲むのが効果的です。
筆者的には、認知機能はともかく二日酔い防止には効果が実感できました~
★★★かんたんポイント!
コエンザイムQ10のサプリを飲むだけです。
認知症予防は40代、50代から。
いつもスッキリと行きましょう!
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